百観音霊場巡礼




西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所・秩父34ヶ所の3つの観音霊場を合わせた総数から百観音霊場と呼ばれます。
それぞれ場所も遠く、
独自に運営されていたであろう3つの霊場が1つのセットのように語られるようになったのは
秩父の霊場が三十三ではなく、
無理やりに三十四にされているあたりから巡礼する側の希望から生み出された形であるように思えます。
江戸時代にはすでに頻繁に西の人間が坂東・秩父に訪れ、
東の人間も西国を訪れることがなされていたことは、
札所に収められた納札などからもはっきりしています。
古くから歩まれた道は現在と同じように観光気分で歩かれていたと言うことも分かっており、
昔の人にとって百観音巡礼は、とても魅力的な夢の観光コースだったかもしれません。
3ヶ所の霊場はそれぞれの特徴・特色があり国内東西の歴史・文化・習慣の違いも感じ取ることができると思います。




西国三十三観音

『西国三十三観音巡礼記』

第 1番〜第 5番札所

第 6番〜第11番札所

第12番〜第17番札所

第18番〜第23番札所

第24番〜第28番札所

第29番〜第33番札所
坂東三十三観音

『坂東三十三観音巡礼記』

第 1番〜第 5番札所

第 6番〜第11番札所

第12番〜第17番札所

第18番〜第23番札所

第24番〜第28番札所

第29番〜第33番札所
秩父三十四観音

『秩父三十四観音巡礼記』

第 1番〜第 5番札所

第 6番〜第11番札所

第12番〜第17番札所

第18番〜第23番札所

第24番〜第29番札所

第30番〜第34番札所

          





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