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『坂東三十三観音巡礼記』
第1番〜第5番札所



第1番 大蔵山 杉本寺
    神奈川県鎌倉市二階堂

ご詠歌:頼みあるしるべなりけり杉本の 誓いは末の世にもかわらじ
本尊:十一面観音


坂東霊場は、関東一円のかなり広い範囲に点在しています。その一番は、開設された時代の中心地であった鎌倉にあります。杉本寺は、どちらかと言うと、鎌倉でもメジャーな観光スポットの大仏や銭洗い弁天、円覚寺・建長寺等とは、鶴ヶ岡八幡宮を中心とすると反対側に位置しています。天気の良い週末は、たいがい込み合う鎌倉ですが、杉本寺は参拝者が多くて雰囲気が台無し何てことはありません。境内に続く苔むした石段、堂内に入りちかくで見れる三体の見事な観音像、勿論巡礼に必要な品も購入可能で、霊場巡りの始点にふさわしい場です。




第2番 海雲山 岩殿寺
    神奈川県逗子市久木

ご詠歌:たちよりて天の岩戸を押し開き 仏を頼む身こそたのしき
本尊:十一面観音



杉本寺からは、住宅地を通り抜けほど近い場所にあります。ただ、巡礼道の案内はあるものの少し、通りから奥まった静かな場所になります。山門も明らかにお寺のそれなのですが、こじんまりしていて、見過ごしてしまいそうです。山門をくぐると、しばらく石段が続き途中には弘法大師の作と伝わる爪堀地蔵などがあります。石段を登りあがるとそれほど大きくはない堂があります。広いとはいえ無いけれど日あたり良く眺望の広がる気持の良い場所です。さらに山頂に向かえば奥の院があり、自然の岩殿に奉られた観音様に会うことになります。




第3番 祗園山 安養院
    神奈川県鎌倉市大町

ご詠歌:枯木にも花咲く誓い田代寺 世を信綱の跡ぞ久しき
本尊:千手観音


ここも鎌倉。坂東札所の1〜4番は、鎌倉三十三観音霊場と同じであり、鎌倉市内にあります。2番から3番まで、車で10分たらずで着きます。ここは、鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻、北条政子が葬られた寺です。そのため、政子の像も堂内に奉られています。仏のほかに高僧の姿を写した像は、よく見られますが女性の像は珍しいのではないでしょうか?そのためか、女性に人気の高いお寺です。境内はそれほど広くはありませんが、きれいにつつじなどが植えられて鎌倉の駅に近づくこともあり、参拝者も多く建物も新しいのであかぬけた感じがします。




第4番 海光山 長谷寺
    神奈川県鎌倉市長谷

ご詠歌:長谷寺へまいりて沖をながむれば 由比のみぎわにたつは白波
本尊:十一面観音


鎌倉の観光スポットの中でも、人気の上位に入る場所なので巡礼者でなくても、一度は立ち寄った方も多いと思います。やはり本尊の金色に輝く十一面観音の大仏抜きには、語れません。高さ10mの観音像は一度見れば必ず記憶に残ります。多くの人が思い思いに手を合わせています。境内は広く他の仏を奉るお堂や経堂などがあり、申し込めば、写経の体験などもできます。展望台からは由比ガ浜の海が一望でき天気のよい日には気持の良い時間をすがすことができる場所です。一度訪問した方も坂東札所の一つとして訪ねると違う印象かもしれません。




第5番 飯泉山 勝福寺
    神奈川県小田原市飯泉

ご詠歌:かなわねばたすけたまえと祈る身の 船に宝をつむは飯泉
本尊:十一面観音


鎌倉を離れ、西に向かい神奈川の県西に五番はあります。四番までは、徒歩でも問題なく札所を巡ることができますが、ここからは、なかなかそうは行きません。坂東札所は、関東一円に広がっていて、近くに駅がないような札所も多いので、電車やバスを乗りつぐより車で巡る方が効率は、良いようです。勝福寺は、しっかりした造りの仁王門があり、広々とした境内が門をくぐると広がっています。その境内の中には、天然記念物の銀杏の樹や後年、観音巡礼をしたという二宮金次郎の薪を背負う姿でなく観音に一心に祈るすがたの銅像がみられます。




『坂東三十三観音巡礼記』

第 1番〜第 5番札所

第 6番〜第11番札所

第12番〜第17番札所

第18番〜第23番札所

第24番〜第28番札所

第29番〜第33番札所






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