浄土
仏教で言う死後の世界は何度も生まれ変わりを繰り返す
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六道輪廻の世界があります。
六道の中ででの生まれ変わりを繰り返している限りは永遠の苦しみからの解放は成り立ちません。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間に生まれ変わる苦しみは想像に固くありませんが、
たとえ天界に生まれたとしても、
寿命を迎え死の苦しみからは逃れることができないからです。
しかし、ひとたび六道を離れて浄土に迎え入れられれば、死の苦しみからも解放されるとされています。
浄土とは、いくつかの大願を持ち悟りを開いた如来がひらく世界です。
日本では、浄土=極楽との認識が一般的ですがこれもいくつかある浄土のひとつに過ぎないのです。
これほどまでに阿弥陀如来の極楽浄土が広まって定着したのは、
釈迦入滅後の平安時代から現代も含めて五十六億7千万年続く末法の世ではなく、
死後に生まれ変わりの場所としてやすらかな別天地を求めた庶民のニーズに上手くマッチしていたからだと言うことができます。
日本には浄土式庭園を持つ寺院や絵画なども多くあり、
目にする機会も多く非常に仏教独特の宗教的なイメージよりもむしろ、
身近な楽園と言ったイメージを持つ方が多いとおもいます。
●極楽浄土●
阿弥陀如来の浄土
●霊山浄土●
釈迦如来の浄土
●密厳浄土●
大日如来の浄土
●浄瑠璃浄土●
薬師如来の浄土
●妙喜浄土●
阿シュク如来の浄土
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