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『秩父三十四観音巡礼記』
第12番〜第17番札所



第12番 仏道山 野坂寺
     埼玉県秩父市野坂町

ご詠歌:老いの身に苦しきものは野坂寺 いま思い知れ後の世の道
本尊:聖観世音菩薩


花粉の季節に秩父を訪れた人は、きっと後悔すると思います。 ここのうらの山の杉の木から茶色い粉が飛び散るのが見えるのです。 鼻や目がもげるかと思うくらい強烈な症状にまさに修行と思うことでしょう。 でも、春は花が綺麗なのです。後悔はしてもきっとまた来てしまうと思います。 ここは、これまでよりも割と大きなお寺で地元の人がお接待をしてくれました。 そのせいか、人の出入りが多くてにぎやかな印象です。




第13番 旗下山 慈眼寺
     埼玉県秩父市東町

ご詠歌:御手に持つ蓮のははき残りなく 浮世のちりをはけの下馬
本尊:聖観世音菩薩


駅から徒歩五分そんな好立地にあるお寺です。 駅は、西部秩父駅。線路のすぐ脇にあり、休日であれば秩父の観光用SLが走っているのも眺めることも出来ます。 ここには、一切経が納められた輪蔵と、秩父札所を開拓した十三権者の像も有ります。




第14番 長岳山 今宮坊
     埼玉県秩父市中町

ご詠歌:昔より立つとも知らぬ今宮に まいる心は浄土なるらん
本尊:聖観世音菩薩


住宅地の一画にあるかのような札所です。 もともとは、近くにある今宮神社と同時管理されていたそうですが、 今はひっそりと本堂だけがたたずんでいます。そう言っても打ち捨てられたような感じは 微塵もなく、訪れた時には丁度観光巡礼団と一緒になりましたが、 声たからかに般若心経を読経していました。 境内には、生まれ変わった後の世の幸せを祈る後生車が設置されていて、 まわし過ぎで割れてしまったその車から巡礼者の願い深さをはかり知ることが出来ます。




第15番 母巣山 少林寺
     埼玉県秩父市番場町

ご詠歌:みどり子のははその森の蔵福寺 ちちもろともに誓いもらすな
本尊:十一面観世音菩薩
   


十四番から歩くと、秩父市街の商店街を通ります。 商店街といってもアーケードがあるわけではなく、昔ながらの造りの商店が通りに並んでいて 懐かしい感じがします。 途中、秩父神社を通りすぎることになるので、ぜひ立ち寄りたい。 紅い大きな鳥居が目印です。 十五番の境内は、こじんまりした中に漆喰で塗り固められた洋風本堂があって、 他の札所とは違った空間になっています。




第16番 無量山 西光寺
     埼玉県秩父市中村町

ご詠歌:西光寺誓いを人に尋ぬれば ついののすみかは西とこそ聞け
本尊:千手観世音菩薩


境内の中には、大黒天を奉った大黒堂・四国八十八ヶ所の本尊を写したものを並べた回廊堂・ 江戸時代に巡礼者が納札を打ちつけた札堂など見所がもりだくさんです。 どれも、地味な造りなのですが、よく見ると内部にはいろいろな装飾が施されていて、 飽きのこないお寺のひとつだと思います。




第17番 実正山 定林寺
     埼玉県秩父市桜木町

ご詠歌:あらましを思い定めし林寺 鐘ききあえず夢ぞさめける
本尊:十一面観世音菩薩

ここには、西国・坂東・秩父の百観音が彫り写された梵鐘があります。 本堂で納経を行う前につく鐘のことですが、 表面に百個の観音像のある鐘を打つのはなかなか趣があります。 当然ながら寺院に良くあるように一打ちすると、百観音にお参りしたのと同じ高徳をえられるという代物です。 また、納経所がここは本堂の後ろに位置していて あたかも本尊のうらにまわり大奥のようなところで納経を受け付けてくれるのがおもしろかったです。






『秩父三十四観音巡礼記』

第 1番〜第 5番札所

第 6番〜第11番札所

第12番〜第17番札所

第18番〜第23番札所

第24番〜第29番札所

第30番〜第34番札所








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